ACO
"
Irony"
KI/OON RECORDS
プロデュースにアイスランドのmumを始めSlipped Diskでも活躍中の渋谷慶一郎、期待のPortable Kommunityという異色の顔ぶれを迎えた新作。ポップとグリッチというポスト・エレクトロニカの二大意匠を取り入れつつ、acoのエモーショナルな歌声が映える。
SUN
"Sun"
HEADZ
度々来日している音響派ギタリスト、オーレン・アンバーチが友人と組んだ新バンド。これが何と、ヴェルヴェッツやギャラクシー500を彷彿とさせる超イイ曲揃いのポップなうたものなのです。更に後半のリミックス編ではマニア垂涎の豪華なメンツが結集。◎!
RYOICHI KUROKAWA
"Copynature"
PROGRESSIVE FORM
SILICOM人脈ってスゴすぎ。 青木孝充、高木正勝、小栗栖憲英、そして黒川良一。やはりオーディオ&ヴィジュアル双方を操る才人で、CDとDVDの同時リリースで登場。ミニマリズムと複雑系が共存する世界は、ある意味でフロアライク度は四人中一番かも。注目!
PADDY MCALOON
"I TRAWL THE MEGAHERTZ"
LIBERTY
プリファブ・スプラウトのパディ・マクアルーンによる初ソロ作。ものすごく素晴らしいです。ランディ・ニューマンやヴァン・ダイク・パークスを彷彿とさせる優雅で豪奢なオーケストレーションが全編を支配する、映画のような世界。後半に1度だけ出てくる本人のヴォーカルといったら‥‥‥泣けます。
FENNESZ
"Live in Japan"
HEADZ
さる2月に渋谷で超満員の観客を前に行われた「ラップトップ史上最高のライヴ演奏」を完全収録してCD化。名作『エンドレス・サマー』のリコンストラクト・トラックを中心に、圧倒的なまでに感動的な電子音の奔流が続く。これを聴かなきゃ何も始まりません。
"ATAK02"
KEIICHIRO SHIBUYA + YUJI TAKAHASHI
ATAK
ACOのアルバムにも参加していたSlipped Diskの渋谷慶一郎が、師弟関係にある高橋悠治とコラボレイトした作品。大方の予想を完全に裏切り切った、情容赦ないゴリゴリの無機質電子音響。シャープかつストロング。それにしても悠治氏のラップ(?)が超強烈!
GEL
"Dolce"
PLOP/INPERTMENT
衝撃のデビュー作"-1"、ドリアン・ミュレイル名義での傑作を経て、ふたたびゲルとして世に問う待望の新作。パッと聴くと前より地味なんですが、静かな部屋でじっくり味わうと、生楽器とグリッチのミックスのセンスはやはり非常に卓抜です。新型電子室内楽?
V.A.
"Cacha-mai Compilation"
CACHA-MAI
ミロク嬢のレーベル、カチャマイ初のコンピです。彼女とその別名のユニコ、謎のジョイウィンドの他、アンドリュー・ドイッチ、フアナ・モリーナ、ララトーン、イヴァー、ジオデジックなどゲスト陣も充実。可愛らしくもクールな、不思議な空気が流れてます。
OOIOO
"KILA KILA KILA"
APESOUNDS
ヨシミ以外のメンバーを総入れ替えしての新作。彼女ら周辺の音楽性ってトライバリズムとして捉えられることが多いと思うんですが、コレを聴くと、でもその「族」って脳内存在じゃん!?って思えてきます。キュートでタフな唯一無二のイマジナリー・ポップ。
LUOMO
"The Present Lover"
FORCE TRACKS/BMG
ヴラディスラヴ・ディレイのハウス名義ルオモが、満を持してヨーロッパでメジャー・デビュー!。大バコウケするダビーでグラマラスなサウンドはますます派手になり、これはもしかするとマジで馬鹿売れするかも?。そしてジャケはなぜかスーパーモデルです。
イノトモ
"七色"
HOME WORK
ひそかに長年のファンです。3年ぶりの新作アルバム。彼女のような存在って、今のJ-POP&インディの状況をみると、とっても先駆的だったんじゃないでしょうか。でもそれゆえ不当に評価が低いのではないかと。穏やかで優しい、大袈裟な意味じゃない、癒し。
永江孝志
"Long Afternoon"
COLLA DISC
「京都のブライアン・ウィルソン」ことOKミュージックボールの永江孝志の新作ソロ。前作を愛聴してたのですが今回も好調です。凝りに凝ったアレンジと、屈折しつつも、すこぶるポップなメロディ、そして岸野雄一的(京浜兄弟社的)ともいえる不思議な歌声。
イルリメ
"鴎インザハウス"
MUSIC MINE
イルリメインダハウス!、こないだテレビ見たら、いきなり映っていてビックリしました。初の100%セルフ・プロデュースによるフル・アルバムにインスト・ダブ・アルバムをカップリングした太っ腹な2枚組。この個性は海の向こうでも軽くイケると思います!
LEXAUNCULPT
"The Blurring of Trees"
PLANET-μ
かつてキッド606やプッシュボタン、プレフューズなんかと並びエレクトロニカ・シーンで最も将来を嘱望されていながら、その後長らく沈黙していたレクサンカルプトが、遂にアルバムをドロップ。クラシックの素養?を活かした、壮大かつロマンチックな傑作。
KB
"Paid Holliday"
BLUEMARK INC.
いとしのリゾート・アンビエントロニカ・ユニット、ペペ・カリフォルニアのギタリストKBがソロ・デビュー。うわ〜こりゃ最高にキモチいいわ。基本的にぺぺと同路線で、なんとものんびりゆったりまったりとした、でも妙にグッと来るインストが延々と。最高!
WOMEN & CHILDREN
"Women & Children"
ATTACKNINE
ほぼジャケ買いなんですが当たりでした。中堅エレクトロニカ・ユニット、フリーシャのレーベルより新人フレンチ・カルテット。ロウとヴァージニア・アシュトレイの合体とでも言いましょうか。牧歌的で麗らかな、そよ風の様なアコースティック・ポップです。
DIP
"Underwater"
LITTLE MORE RECORDS
ヤマジカズヒデ'S DIPが復活!。これみよがしな大仰な素振りではなく、ちょっと俯き気味な態度で、しかし大いなる自信と確信を込めて奏でられる普遍的ロックンロール。ひとつひとつの音の存在感がまるで違う。映画『9ソウルズ』のサントラも同時リリース。
YAMAMOTO SEIICHI
"Nu Frequency"
TZADIK
大ヒットを記録した昨年の大名盤『クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ』に続く山本精一のソロ・アルバム。今回は羅針盤のドラマーのチャイナさんとのデュオで「ファジーなグルーヴ」に続き「ヌーな周波数」を披露してくれます。天才に限界はないんですね。
NUTOPIA PRODUCTIONS
"NUTOPIA#2"
DOUBLE BASS RECORDS
前作も秀逸な出来だったニュートピア・プロダクションズのセカンド。メンバーが一人増えてトリオになったが、インティメイトな空気漂う瀟洒で可憐なエレクトロニクス・サウンドは変わらず。ケレン味を廃した、徹底した慎ましさが、逆にとても新鮮に思える。
INDIVIDUAL ORCHESTRA
"music from a view"
REVIRTH
田中フミヤのインディヴィデュアル・オーケストラ。今回は映画体験にインスパイアされた部分があるということで、ギターやピアノなど生楽器のフレーズや、フィールド・レコーディングをエディット&ループして、他の誰にも作れない音世界を構築。深いです。
近況
超多忙。両手に余る締め切りが全部団子状態になって押し寄せ、日一日とズレ込んでいく悪夢。誰が何と言おうと僕は全然サボってない(必死)のですが、みんな他は落としてもいいからウチだけ先にくれ!といいます。当然ですね。でもそんなわけにもいかないんです。そんなこんなで正直ツラいですが、過労死しない程度にこれからも頑張ろうと思います。今はただ、もうすこしだけ眠りたいです。