V.A.
"
Book of Days"
FARLOVE
独自の清々しい空気感をじっくりと醸成してきたレーベルfarloveにとって初のコンピレーション。ペペ・カリフォルニア、高木一江、SLOWMAN、エマーソン北村、KB、浅野達彦、SUBTLEなど、そよぐ風のように心地良い音像が、ゆったりと静かに流れてゆく。
CORNELIUS
"FIVE POINT ONE"
FELICITY
『POINT』のDVDヴァージョンが遂にお目見え。辻川幸一郎と北山大介という二人の気鋭のヴィジュアル・ディレクターを起用した世界水準でハイセンス&ハイクオリティのヴィデオを収録。どれも奇をてらわずにハッとさせる、クリアな世界観が実にGREAT!
YUMBO
"LE PETIT TROU"
MAJIKICK
マヘル〜レインコーツ等で大活躍中のプカプカプライアンズのレーベルより、注目すべき仙台のバンド、ユンボのアルバム。素直な想いをそのまま音にすると否応なく捩れてしまう、いたいけな佇まいが何とも感動的。精妙なアンサンブルといい、これは本物です。
IDA
"YOU ARE MY FLOWER/YOU ARE MY SUNSHINE"
COMPASS TONE
アイダのエリザベス・ミッチェルとダニエル・リットルトンの二人が幼い愛娘ストレイに捧げた、穏やかな幸福感に満ちた歌の数々を集めた2枚のアルバム。カレッジ・フォーク的な味わいと親密なムードが非常に魅力的です。ジャケそのままの暖かいサウンド。
NANANG TATANG
"NANANG TATANG"
SAIDERA
これもアイダのリズとダニエルによる別ユニット。ナナンタタンはフィリピン語で「お母さんお父さん」ということ。トニー・コンラッド的なミニマルなど、やや実験的な風味もありながら、全体的にはハートウォーミングなメロディと愛らしい歌に満ちています。
FIVE DEEZ
"KINKYNASTI"
!K7 RECORDS
お世辞にもカッコいいとは言い難いオヤジ的ルックスにもかかわらず、やたらオシャレなサウンドをかましてくれるファット・ジョン率いるファイヴ・ディーズが、ハーバートも出してるレーベルK7からアルバムをドロップ。リリックもビートもすこぶるスマート。
FEEP
"THE GREAT CURVE"
MAO
ギタリスト大島輝之を中心に、アルトサックス、ドラムス、トランペット、ベースというプレイヤーが加わったクインテットFEEPのデビュー・アルバム。ゴリッとした骨太の演奏に、心憎い仕掛けを随所に配したプロダクションが見事。今後、台風の目になるかも?
PIMMON
"SNAPS*CRACKLES*POPS"
TIGERBEAT6
エレクトロニカで次にブレイクするのは彼かもしれない。オーストラリア出身のピモンことポール・ゴフ。メゴばりのエクスペリメンタルなスタイルを、洗練されたポップの形式に落とし込む手腕は、冴えに冴えている。
V.A.
"ROOM 207"
CIRQUE
年内には渾身のソロ・アルバムが登場する予定の半野喜弘のレーベルから、またも秀逸なオムニバス。ミニファー、佐近田展康、シンセイ、カール・ストーン、ディスコム、半野、O.LAMM、青木孝允という顔ぶれで、コンピューター音楽の華麗なる刷新を上演。
TOWN AND COUNTORY
"5"
HEADZ
シカゴが世界に誇るアコースティック・アンサンブル、久方ぶりの新作をリリース。コントラバス、ヴィオラ、ギター、ハーモニウム、バスクラリネット、コルネット等といったクラシック系の楽器群から生み出される、美しくも儚く、そして何よりも力強い音響!
DAVID BYRNE
"LEAD US NOT INTO TEMPTATION-MUSIC FROM THE FILM YOUNG ADAM"
HEADZ
ユアン・マクレガー主演の映画(来年公開予定)のサウンドトラックを、あのデヴィッド・バーンが手掛けた。しかもリリースはスリル・ジョッキーより。モグワイ、ベル&セバスチャンのメンバー等を迎え、ドラマチックな演奏と感傷的な歌を聞かせてくれます。
MADLIB
"SHADE OF BLUE"
BLUENOTE
まちがいなく現在もっとも脚光を浴びているヒップホップ・プロデューサーであるマッドリブが、ジャズの名門ブルーノートの音源を自在にリミックスした好企画アルバム。シンプルだが卓越した撥ねと腰を持ったトラックが、スモーキーなサンプルと絶妙に絡む。
DUDLEY PERKINS
"A LIL LIGHT"
STONES THROW
マッドリブが全編プロデュースを担当したダッドリー・パーキンスことデクレイムのアルバムが登場。奇人変人の多いこの業界の中では、むしろ正統派というべきスタイルで、抜群の切れ味のヒップホップをやってのけている。マッチョさと無縁のクールな音です。
MUKAI CHIE & YAMAMOTO SEIICHI
"LIVE AT SHOWBOAT FEBRUARY 25,2000"
LAST VISIBLE DOG
シェシズの向井千恵と天才山本精一のデュオ・インプロヴィゼーションを収めたライヴ盤。胡弓とギターによる幽玄かつ奔放なリアル・サイケデリック・サウンド。更にナゾのバンド、ラモネス・ヤングも一曲で加わり、覚醒し切った神秘音楽へとリスナーを誘う。
UCHIHASHI KAZUHISA
"FLECT"
ICR
アルタード・ステイツの内橋和久が放ったギター・ソロ・アルバム。イディオマティックとノン・イディオマティック双方の限界を鋭く切り開く、いわばパラ・イディマティックとでもいうべき変幻自在の即興は、あらゆるジャンルを包含し、その向こうへと至る。
UCHIHASHI KAZUHISA
"RHYTHM"
LITTLE MORE
内橋和久が長年手掛けてきた劇団・維新派の舞台音楽を2枚組CDにコンパイルした集大成的な作品集。芝居を見ていなくても、このカラフルでおおらかな実験精神に満ちたサウンドは恐ろしく刺激的。すべての音響に説得力が宿っていて、しかも詩情に溢れている。
SO
"SO"
HEADZ
オヴァルことマーカス・ポップが還ってきました。しかもベルリン在住の日本人女性アーティスト、ヨコタエリコをパートナーに迎えた新ユニットSOとして。オヴァルを進化させた複雑系エレクトロ・アコースティックと、日本語の「うた」のエレガントな合体!
SI BEGG
"DIRECTOR'S CUT"
NOVE MUTE
SI FUTURE名義でも一世を風靡したサイベグが復活。相変わらずの超いかした無礼講的ハイパー・ディスコチック・テクノファンクをやらかしてます。ズッコケかと思えば異様にカッコよく、ノリノリイケイケからいきなり爆笑に陥れるエンターテナーぶりは見事!
FRED FRITH
"KEEP THE DOG"
LOCUS SOLUS
過去の名作の復刻が進むフレッド・フリスが1990年代初頭に組んでいたスーパーバンドのライヴ音源が十数年の月日を経て発掘された。ステップアクロスザボーダーな楽曲をハイテクで完璧に実現。メンバーにはチャールズ・ヘイワードやジーナ・パーキンスも。
POLE
"POLE"
MUTE
フジロックでのライヴも好評だったらしいポール、まさかのメジャー・デビュー。何か思う所でもあったのか、過去のミニマル・ダブトロニカから、よりオーセンティックなダブへとシフトしてます。でも品質はもちろん保証付き。やはりタダ者じゃなかったです。
近況
黒沢清監督『ドッペルゲンガー』を見ました。試写に行ったのなんて、どれだけぶりだろう?。で、正直言って『アカルイミライ』よりも僕的にはずっと面白かったです。というかこれ、マジで傑作じゃないですか!。スリラーなのにコメディでもあり、活劇にして思弁的で、過去の黒沢映画のモチーフが沢山登場し、しかも確実に『アカルイ』以後でもあるという。役所広司の好演はもちろんですが、ユースケサンタマリアが素晴らしい!