●浜田真理子『mariko live〜月の記憶〜』美音堂
●CORNER『走るナマケモノ』CARNAGE
●田中亜矢『朝』SAL DISC
●二階堂和美『また 落としましたよ』POET PORTRAITS
●ポラリス『Family』FAMILYSONG/POLYSTAR
●クラムボン『imagination』COLUMBIA/TROPICAL
●羅針盤『福音』LITTLE MORE
●OOIOO『KILA KILA KILA』APESOUNDS
●Nathalie Wise『film,silence』Five Stars
●PLACE CALLED SPACE『星と恐竜』poetportraits
浜田真理子は歌が孕み得る最強の純愛を、CORNERは牧歌的なエモポップの実験を、田中亜矢は凛として澄み切った叙情を、二階堂和美は狂気と紙一重の童心を、ポラリスはそよぐ風のように淡いせつなさを、クラムボンはポップ・ソングの果てなき進化形を、羅針盤はうたう理由、音を奏でる理由の感動的なまでの問い直しを、OOIOOはヴァーチャル・リアリティとエスニシティがコケティッシュに闘争する空間を、Nathalie Wiseは日常性の描写とロマンスへの欲動が魅力的に矛盾したまま同居する映像を、PLACE CALLED SPACEは可憐でいてかつ激しいギター・ファンタジーを、それぞれ高く評価します。何でも「ポスト」を付ければいいわけではないのは当然のことながら、この「ポストJポップ」というキーワードには、ある種の真実が垣間見えるのではないかと秘かに自負しています。
(初出:INVITATION)