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oscillator
『夜音 [yoru oto]』


WEATHER 040 / HEADZ 133
¥ 2,500(tax incl.) ¥ 2,381(without tax)
2009. 9.16 on sale
WEATHER / HEADZ

oscillatorとは一つの極性から反対に動き、また戻ってくる波を発生させる電子装置の意。
エクスペリメンタルからポップまで器用に行き来する4ピースバンドは眠りと意識を行交うようなドリーミーなサウンドで、
どこかで見たような、見なかったような夢を思い起こさせてくれる。
ー(イベント「Test Tone」のフライヤーより抜粋)
oscillator(オシレータ)は過去にフル・アルバム(2003年の『popularity』)とミニ・アルバム(2005年の『north pole』)を各1枚ずつ発表し、幾度かのメンバー・チェンジを経て、現在は四人組で活動している。
リーダーの田中誠は過去に『サウンド&レコーディング・マガジン』で連載を持つなどコンピュータによる音楽制作に精通している。
オーガニックな電子音と瀟酒な生楽器の繊細で優雅な掛け合わせのサウンドに、鈴木真由美のおおらかで幻想的なヴォ−カルがゆったりと重なる。
往年の竹村延和を思わせる、美しいデジタル・アコースティック・ミュージック。
『popularity』以来、約6年半振りに発表される2ndフル・アルバム『夜音 [yoru oto]』は、これまで以上に時間を掛けて丹念に構築され、細部にまで行き届いたアレンジメントと立体感のあるサウンド・デザインが特徴的であるが、マスタリングにROVO/Aslnの益子樹を迎えたことで、更に新たな‘音’の領域に達している。
エレトロニカ、ポスト・クラシカル、ニューゲイザ−、どれにも当てはまらないが、どれにも通ずる柔軟性を持ちながらも、ポップスとしても十分に通用する完成度の高い楽曲群に仕上がった。

1.幻日
音のない空間に落ちてくるひとひらの花びら。
次の瞬間、強い風が吹いてきて大きな円を描き出す。
無数の白い花びらが、竜巻のなかで激しく舞っている。
私はただ、その中心に立ちつくしている。

2.blue
春の雨は、もわっとしていて明るさを含み、草花や木々の香りを運んでくる。
blueは憂鬱だったり悲しかったり、あるいは少しの希望だったりする。

3.aki:ya:on
秋の夜の音で「あきやおん」。
恋の会話のはじまりは、誰かと奏でる音楽のはじまりでもあります。

4.赤と黒の夜明け
ゴダールの「カルメンという名の女」。
夜明けには相対する感情が含まれている。
黒い空の絶望から、赤い空の希望へと繋がっていくメロディ。

5.記憶素子
古い記憶が脳のなかですっかり洗い流されて、新しい記憶で更新されていくとき、
わたしの中ではこんな音が鳴っている。

6.波色
悲しみは波のようにやってきて、いつかは波の泡ように消えてゆく。
夏の終わり、夕暮れのうた。

7.love letter
軽快なリズムで綴る「音」のラブレター。
恋することの楽しさとは、相手の好きな世界そのものを、相手と同じくらい好きになっ
てしまうことかも知れない。

8.sleeping beauty
紫色の空に、轟音が響いている。
空には銀色の星がいくつも光っていて、僕はそれを見上げた。
赤い土質の巨大な岩が四方を囲み、そびえ立っている。
あとどれだけ行けば、あの場所へたどり着けるのだろうか。足が鉛のように重く、
倒れそうに眠い。僕は砂の上に横たわって、そのまま深い眠りについた。

9.白い妖精
東欧の静かなみずうみ。金粉の足音。
白い妖精のいたずら。

10.northpole
音も凍る白夜の世界。
わたしは愛し合う誰かと溶け合って消えてしまいたい。

11.rocca
一瞬にして溶けて消えてしまう雪の結晶は、ひとつも同じ形がなく美しい。
それは私たちの一瞬の命と、よく似ている。

12.放課後
誰もいない教室、遠くから聞こえてくる音と声、校庭に差し込む夕方の
やわらかい陽射し。二度とは戻らない時間。

all songs written and produced by oscillator
violins on Tracks 4 & 9: 茂木栄利香, 松田夕香
mastered by 益子樹 at FLOAT
arts: "Silent Flowers" by 丸山純子
oscillator [オシレータ]

【メンバー】
田中 誠 / Makoto TANAKA
computer, live composition

佐藤 貴之 / Takayuki SATO
guitar, satron(handmade noise machine)

鈴木 真由美 / Mayumi SUZUKI
vocal

天間 真澄 / Masumi TEMMA
flute, keyboard

【プロフィール】
女性ヴォーカル、コンピュータ、ノイズマシン、フルート、バイオリン、ピアノ、ギターによる電子音響アンサンブル。
優雅なヴォーカルと生楽器、繊細な電子音を融合し、日常と非日常の間にある美しさや狂気を表出する。

1996.10 結成、都内クラブ、ライブハウスを中心に活動開始
2002.07 パリの電子音楽系アーティスト discom が主催する、
パリ・東京同時開催の長時間ヘッドフォンコンサート PLACARD #5 へ参加。
出演時刻は夜の24:00(パリ時刻)かつ朝の7:00(日本時刻)。
2003.03 1stフルアルバム『popularity』(Geo)をリリース。
音楽誌、ファッション誌等において、数多く取り上げられる。
2003.04 任天堂のゲームキューブ用 RPGソフト“GIFTPIA”へ楽曲を提供。
独自の世界観で、新たなファン層を獲得。
2003.04 『サウンド&レコーディング・マガジン』誌にて、田中が連載を開始。
oscillatorの楽曲制作に用いたレコーディングソフトについて、実践を交えて紹介。
(3年にわたり連載)。
2003.09 カレッジチャートJapanのコンピレーションアルバム『STYLUS#8』に参加。
(win a sheep free、piana、等も同コンピに参加)
2004.10 東京デザイナーズブロック2004へ参加。
IDEE SPUTNIK LOW にて、laptop orchestra や dokaka 等と共演。建築系、アート系関係者からも好評を得る。
2005.10 ミニ・アルバム『the north pole』をリリース
2007.05 山梨県八ヶ岳高原にて、野外LIVE出演。
2008.04 横浜市が推進する実験プログラム BankART の 2008年度 BankARTカフェライブシリーズで、Cafe Live 賞を受賞。
受賞作品は、新曲と絵本的アニメーションにフィードバックノイズが交差する映像を融合させた作品。
2008.11 現代美術の祭典「横浜トリエンナレ」会場で、ライブ演奏を実施。
展示会場の特性を活用し、映像と演奏とを融合した空間を作り出す。

http://www.clayrec.com/osc/
http://www.myspace.com/oscillat

【共演者リスト】
mama!milk, omb, fourcolor, asana, ett, 伊東篤宏, RUMI, hamasaki yukitomo (mAtter), miaou, サンガツ, ASLN, 4bonjour's parties, Dokaka, 吉田アミ, dj klock, P-shirts, minamo, tsuki no wa, 松崎ナオ, mas, etc.


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