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gnu
『knowns』


UNKNOWNMIX 9 / HEADZ 134
¥ 2,500(tax incl.) ¥ 2,381(without tax)
2009.10. 7 on sale
UNKNOWNMIX / HEADZ

UNKNOWNMIX / HEADZ presents

gnu
ニュー・アルバム
『knowns』
発売記念ライヴ

“KNOWNS and UNKNOWNS”


2009年11月29日(日)
会場:渋谷O-nest(Tel: 03-3462-4420 / )

出演: gnuホースcore of bells

開場: 18:30 / 開演: 19:00
料金: 前売 2,300円(+ 1ドリンク)/ 当日 2,800円(+ 1ドリンク)

前売券は渋谷O-nestにて10/23(金)より発売。
HEADZのオンラインショップ【ヘッドホン】http://head-phone.in)にて10/23(金) より前売予約受付開始。

主催: UNKNOWNMIX / HEADZ

問合せ: HEADZ(Tel: 03-3770-5721 / mail@faderbyheadz.com

大蔵雅彦率いる超精密複雑構造バンド、gnu(ヌ−)。
2007年の『event』以来となる通算5枚目のアルバムをHEADZ傘下のレーベル、UNKNOWNMIXに移籍して、発売決定!!
録音はGOK SOUNDの近藤詳昭、マスタリングはホースの宇波拓が担当。
今作はポストプロダクション控えめに、録り音を最大限生かす方向にて編集/ミックスは行われており、今まで以上にグルーヴ感は増し、演奏のタイナミズムがストレートに伝わって来る作品となった。
緻密なアンサンブルと複雑な曲構成、耳馴染みの良いキャッチ−なフレージングとジャジー/ダビーなリズムが同居する、不思議な音空間。
形骸化したポスト・ロックへのアンチとしても機能するであろう真の意味でのプログレッシヴなインスト・ミュージックがここにある。


『knowns』曲目解説

by 大蔵雅彦 masahiko okura

「midas touch]

メロディもハーモニーもない骨格だけで成り立っている曲を、という構想のもとに書いたのですが、音楽における骨格とは実際はもしかしてメロディとハーモニーのことかも知れないと完成後に気付きました。
全て記譜されており、アドリブ要素は全く入っていません。それにしてもスネアドラムは普通にスティックで演奏するだけで意外と色んな音がするものです。

「midas touch pro]

コンダクション曲です。テンポと拍子だけを各演奏者にハンドサインによってリアルタイムで指定します。テンポと拍子をどう解釈するかはそれぞれの演奏者に任されています。加えてオルガンには「毎回違うキーでブルースを演奏する」、「単音ロングノート」などのサインが振り当てられています。
このバージョンはスタジオでの10分ほどの演奏を編集、再構成して作られたものです。

「100 or more」

杉本拓、宇波拓と一緒にやっている『室内楽コンサート』シリーズのために書き下ろした曲が基になっています。
6音で構成されるオルガンの和音は発音毎にひとつづつ構成音が上行していきます。F-G-A-B-C-E♭ → F#-G-A-B-C-E♭ → F#-G#-A-B-C-E♭ といった具合に。発音タイミングとデュレーションは任意となっています。終盤近くに出てくる上行するベースのフレーズも、同じように一音ずつ変化しています。ただしこちらは和音ではなく水平方向に音符が並んでいます。それ以外の部分では、オルガンと同じく音程と回数だけが指定されておりタイミングは任意です。
両ドラムスは、それぞれに割り当てられたパターンの打点をハイハットシンバルに置き換えることが許されており、これが人力ダブ効果を生みます。
私はコントラバスクラリネットを使っています。エンディングはドミソ。

「wet mockup」

gnu の従来の曲調に一番近いポリリズム曲です。普段あまり使わないタムをドラムスのパターンに多用しています。
繰り返し部分の細かい変化もかなり細かいところまで譜面化してあり、自由なのは終盤のアルトサックスアドリブくらいです。リズムパターンが変わってスカスカになるところは、自転車を漕いでいるときに重いギアに変速したつもりが間違えて軽いギアに入れてしまい脚がカクカク空転する感じをイメージしています。

「old faithful」

小節数の等しい5つの楽章から出来ています。いわゆるポリリズム曲とはちょっと聴こえ方が違うかもしれませんがポリリズムのテクニックを応用して書かれており、用途不明、作動原理の把握が不可能でありながら確固たる構造を持ったメカニズムの創出、という私の個人的オブセッションが反映されています。
第3楽章は第2楽章から鍵盤パートを除き、ドラムスをシンバル類のみに置き換えテンポを落としたものです。第4楽章のリフレインはコントラバスクラリネットです。第5楽章ではドラムスふたりとベースは第2楽章、鍵盤は第1楽章をそれぞれ自由に可変するテンポで演奏しています。
曲名は、スコットランドの自転車トラック競技選手にしてエンジニアのグレアム・オブリーが93年と94年に「地球上でもっとも過酷な1時間」と言われる競技、アワーレコードの世界記録を更新した時に乗ったオブリー自ら設計組み立てした自作自転車の名前に由来します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC

「a kite in the storm」

今回の収録曲のなかで一番古い曲です。前作に入れるつもりで録音したんですが、(主に自分の演奏が)まだ練れていない気がして一旦没にしましたが今回録り直して復活しました。この曲と次の「knowns」では、オルガンにGOK SOUND所有のレズリースピーカーが使われています。
テーマ部分のコード進行は、2004年、沖縄本島で台風のために羽田行きの飛行機が欠航になってホテルに缶詰になっているときにYAMAHA QY100で作りました。それで「kite in the storm」なわけです。下から上に降る雨を初めて経験しました。

「knowns」

前作収録の「goverment breath、na」と共通する、繰り返しのない長いリニアな旋律を使った曲です。イントロのオルガンはちょっとガース・ハドソンみたいです。
曲自体は基本的に4/4拍子ですが、オルガンのリフレインは5/4拍子で進行しています。後半、ブレイク後にベースだけ半拍ずれるところが気に入っています。記憶の中のベンチャーズを参照して書いてみました。

all songs composed by masahiko okura
recorded by 近藤詳昭 yoshiaki kondoh(GOK SOUND)
asisted by 濱本洋平 yohei hamamoto(GOK SOUND)
at toho music college rock on I studio in march, 2009
mixed at tanker by masae okura
mastered by 宇波拓 taku unami

gnu(ヌ−)

1997年結成。初期のアドリブ中心の演奏から、作曲によるアンサンブルに重点を置いた現在のスタイルへと音楽性を変化させつつ活動を継続中。
http://gnu-web.com/

大蔵雅彦 masahiko okura : alto sax, bass clarinet, contrabass clarinet
塚本真一 tsukamoto shin-ichi : organ, electric piano
種石幸也 yukiya taneishi : electric bass
熊田央 tadashi kumada : drums on right channel
イトケン itoken : drums on left channel


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